チュパカブリ
深夜・・・
さっきから続いている奇妙な音で目が覚めた。
チュパ
チュパチュパ
チュッパッ
チュパッ
「ん?」
「なんだ? この音・・・。」
枕から頭を持ち上げて音のする方に目を凝らす。
音は、あさちゃんが寝ているベッドの方から聞こえてくる。
「ねぇ、これ、何の音・・・?」
今まで聞いたこともない異様な音に
妻、い~こも気づいたようだ。
闇の中、数メートル先から聞こえてくるのは、
何かをすすっているような
しゃぶっているような
気味の悪い音だ。
いつかテレビで見たことがある。
ヤギの血をすすり、骨をしゃぶる
南米の吸血生物チュパカブラの映像が浮かぶ。
「ハッ!?」
「あさちゃん!!! 大丈夫かっ!?」
急いで部屋の明かりをつける。
ベッドを確かめる。
「あっ!!!!!」
「えぇっ!!??」
そこには、見たこともない・・・
4本の指をすべて口の中に突っ込んで、しゃぶり続けている
我が子の姿があったぁぁぁあ!!!



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